臨床工学技士の主な仕事
人工透析室での仕事
人工透析装置の操作や点検をする仕事です。血液透析療法、血液濾過療法、血漿交換療法、血液吸着法などの血液浄化療法は、全国で3000を超える施設で行われています。
手術室での仕事
手術に使う多様な医療機器の操作や事前点検をする仕事です。手術には様々な医療機器が使われます。特に心臓手術では、心臓や肺に代わる人工心肺など多いときには10台以上もの機器が同時に使われます。
集中治療室での仕事
命に関わる患者さんを収容して集中的に治療する集中治療室で、ペースメーカや除細動器などの生命維持管理装置の操作や点検をする仕事です。
他にも酸素療法で使う医療機器の操作など、臨床工学技士は様々な医療機器の操作を担当しています。
医療機器の管理
医療機器が安全に使え、性能が維持できるように保守・点検を行います。また集中管理をすることにより効率的で適切な運用ができるようにしています。